金盛堂について
老舗だから手に入る逸品
金盛堂は画材店でも結構歴史は古く、特にサイン業界では展示用パネルなど当初から販売しましたので価格は卸売価格で提供致しております。
現在は東京駅近くの京橋の京橋江戸グランと言う商業ビルになっていますがその一角に会社がありました、再開発事業で移転し大部年月が経ちました。
これも3度4度と何度もご購入頂いております方々の熱い御支援の賜物だと思います。
金盛堂の筆はプロの方の使用も大変多く、価格も1990年以降値上げをしていません。面相筆の4号、5号、毛の量から申し上げても他社同等品に比べ半額に近いものが多いです。
(いたち面相)等も大変高価な、いたち毛(日本では殆ど取れません全て輸入品の毛になります)をふんだんに使用しているにもかかわらず格安な値段になっており、短穂ゴシック面相、長穂ゴシック面相共々、常連のお客様に喜ばれております。
いろんなお店の筆を試してみたけど、一番、腰があって長持ちするのは金盛堂の筆ですね。と言われております。
50年以上同じ職人に依頼し製作しております。熊野産に次ぐ日本の代表的な筆の名産地です。(代替わりも致しましたが伝統は受け継がれています)
どうぞこの機会にプロの画家や美術大学、各方面の方が満足するような上質の筆で御座いますので試してみて下さいませ。尚、新規の筆を制作して欲しい等、(最低のロット数は1号数に対して50本から100本になります。)ご相談、ご用命はメールにお願い致します。
History
金盛堂は、東京、京橋にて昭和24年創業の老舗画材店です。
昭和の初期、戦後間もないころ、祖父である大津松太郎は、金華堂という画材屋で丁稚奉公として働いておりました。
まだあのころは、映画のポスターなどもすべて職人の手によって描かれていて、細かなハイライトなどをしなやかな手作り面相筆で仕上げていくという作業を、とてもスピーディーに成されていました。
大変真面目に一生懸命働いていた祖父は金華堂からのれん分けを許されます。
「金」という字を一字いただき、「金盛堂(きんせいどう)」と名乗ることになりました。
当時は広告など、すべて手作業であったことと、京橋という、活気あふれる下町にお店を構えていたこともあり、たくさんの心優しい従業員とお客様に恵まれ、金盛堂は卸売りを専門に営業してまいりました。
しかし、2017年、京橋地区の再開発により金盛堂のお店は中村橋に移転いたしました。